ケアノートCARE NOTE

脱毛の記録方法と、効果を評価するときの限界

予定と記録 · 約2分
執筆・編集:Muscle Industry
公開 · 更新

一般的な情報と記録の整理を目的としています。医療監修は受けていません。施術の判断は説明書と施術先の個別指示を優先してください。

何を記録すれば効果を比較できる?

同じ範囲・照明・剃毛からの経過で、施術条件、自己処理回数、見た目の毛量、痛み・肌症状を別々に記録します。施術回数だけで「完了」や「効果なし」を決めません。 光は成長期の毛に反応しやすく、1回で全毛包を評価できません(Philips SC2004取説)。Philips SC2004取扱説明書

記録テンプレート

項目 記録例
日付・部位 2026/09/07、右ひざ下(架空の例)
方式・機器 医療レーザー/型番・波長は施設に確認
剃毛 前日、電動シェーバー、傷なし
自己処理 前回から7日間で2回、各5分
見た目 毛量「少し減った」/太さ「同じ」
症状 痛み0〜10、赤み、腫れ、水疱の有無
条件 照明・距離・撮影角度を固定(写真は任意)

研究では、腋の左右比較試験がダイオードとIPLの減毛率を報告していますが、対象・機器・部位が異なります。陰毛域の小規模研究や、別部位の研究結果をVIOの自分の予測値にしません。研究の数字を読むときは、何人を対象に、いつ、どの部位を測った結果かを確認します。Kleinらの腋を対象にした比較試験

架空のメモ例と読み方

4回目から30日:剃毛2回→1回。見た目は「中央は少ない、Iは判断保留」。痛み2、赤みは当日だけ。

判定:改善の手がかりはあるが、範囲が違うため全体の完了とは言わない。次回「Iの照射範囲と評価時点」を質問。

「直後に抜けた」ことと、最後の施術から時間が経った後も再生毛が少ないことは別の指標です。FDAの機器資料にあるpermanent hair reductionも、治療終了後6・9・12か月の再生毛数が長期に安定して少ないという定義です。FDA GentleMAX 510(k)資料 全毛が一生生えない保証ではありません。

限界

写真、自己評価、毛数はそれぞれ測定誤差があります。記録を続けても、脱毛効果そのものが高まるとはこの記事の根拠からは言えません。

あわせて読む

出典:Philips SC2004取説Kleinら2013 PubMedFDA GentleMAX定義

要点を整理

効果評価を分けて記録

  1. 条件と範囲をそろえる
  2. 自己処理・見た目・症状を別々に記録
  3. 長期の再生毛で経過を振り返る
直後の抜け落ちと長期的な再生毛の減少は別の指標です。
本文とリンク先資料をもとにした説明図です。個別の施術可否は判断しません。

あわせて読む